【2019年11月12日】奉行シリーズ

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おはようございます。i-consulting officeの田中です。
昨日に引き続き取扱製品のご紹介をしていきたいと思います。

本日は、みなさんご存じ!?の”勘定奉行シリーズ”

40年にわたるノウハウの蓄積と63万社に及ぶユーザー数を
持っているということで、ソフトウェア業界のトップランナーかなと
思います。
ご説明に行ってみましょう。

奉行シリーズのアピールポイント

奉行シリーズのアピールポイントは何といっても、
同一シリーズで中堅・中小企業のほとんどの業務に対応できる
”適用範囲の広さ”

昨日のマネーフォワードシリーズとの違いとして、
固定資産、債権管理、債務管理、販売管理の仕組みを持ち、
当然のことながらそれらがすべて連携しているということ。

それから使いやすさと高い生産性があげられるのではないでしょうか?
抽象的ですが、使いやすさに関しては見た目も重要で、
私もたまに遭遇したのが、会計や給与の担当者の方にデモを見せると、
見た目が使いやすそうだったからという理由で選ばれたこと
あります。

また、生産性についてですが奉行シリーズは多くのお客様を
抱えているだけに事例が豊富!
ユーザー様の事例はもちろんのこと、カタログなどの販促物で、
奉行シリーズで生産性向上を図るための使い方をご紹介するなど
情報提供も充実しているイメージがあります。

これからの強化項目としては、
・クラウド
・連携

一つはもうすでに当たり前のクラウドですね。
クラウドのメリットは今更なので書きませんが、
奉行シリーズは今年からより一層本格的に拡販に入ってます。

もう一つの連携とは?何やらAPIの活用で他社製品の
アプリケーションと自動で連携したり、データをインプットしたり、
と他社や業務間のつながりを便利にしようとしています。

・奉行シリーズ気になる点

奉行シリーズに関しては気にしている点は2点あります。
・金額
・API

あくまで昨日のマネーフォワード比較してという話ですが、
”金額”です。

カタログやホームページにちょいちょい記載されているのですが、
”中堅”・”中小企業向け”ERPという表現であり、ターゲット層は
中小企業でも少し上の層なんだろうなと感じます。
製品としてはいいものなのですが、やはり小規模企業に分類
されてしまうお客様には少し過剰投資になるような気がします。
マネーフォワードは5システムを3,980円/月~ということなので、
さすがにそれには勝てないかなと思います。

2つ目は”API”での連携を強調されていますが、
まだまだノウハウはこれからの製品じゃないかなと思います。
なぜなら、昨年までそんな話聞いたことなかった。
あと、アプリケーションの連携は充実していますが、
金融機関との連携などはマネーフォワードとかのほうが、
一日の長があるのかなという気がしております。

奉行シリーズまとめ

会計から販売管理まで同一のシリーズで統一するなら
奉行シリーズは超おすすめ。
事例も生産性向上のための情報発信も豊富。

ただし、中小企業の小企業では価格面が少し高いと
思われる可能性が高い。
それから、API連携はまだこれからの仕組みと想定される。
いずれにしろ、奉行シリーズはどちらかというと専任の事務方が
いらっしゃる会社のイメージですね。

昨日のマネーフォワードも絡めて給与・会計システムで見ると
・小規模企業から中小企業:マネーフォワードシリーズ
・中小企業から中堅企業:奉行シリーズ
という棲み分けで提案していくことになるのかと思います。

というわけで本日の製品紹介:奉行シリーズをを終わります。
ありがとうございます。