2019年11月11日 マネーフォワードクラウド

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こんにちは、i-consulting officeの田中です。
ここ1週間ほど、大して忙しくもないのにブログをサボってしまいました。
反省です。

さて、今日からのブログはせっかくなので提携させてもらっている
各メーカーのソフトウェアのご紹介を行っていきたいと思います。
ご興味があれば読んでください。

マネーフォワードクラウド

まず最初にマネーフォワードクラウド!

バックオフィス業務の面倒な作業を効率化する。を理念に掲げ、
会計、請求業務、経費精算、給与、マイナンバー管理を提供。
最近は働き方改革の流れを意識して勤怠管理システムも発表しています。

個人的に残念なのは「マネーフォワード」と検索すると、
家計簿ソフトのマネーフォワードMEというアプリが検索上位に
上がってくるという私としては残念な状況。
会計ソフトとして検索していただくなら、
「マネーフォワードクラウド」で検索をお願いします。
もうひとつ残念なのは私の知人数人に
「マネーフォワードの会計なら私も取り扱いできますよ」という話を
してみるものの、まだ何それ?状態。

まだ、Freeeのほうが優勢か? 福岡ではまだ知名度低いの?
というのが少し寂しいです!

マネーフォワードのアピールポイント

マネーフォワードの中身を確認していく中で、個人的にすごいっ!
と思うのはやはり、価格面!

従業員30人以内の企業さんなら、
会計or確定申告、請求書、経費、給与、マイナンバーの5つのサービスを
まとめて、3,980円/月~利用可能という点。
会計システムで○○円/月、給与システムで○○円/月で
合計XXX円/月ですよ。という話なら分かりますが、
5システムを使えて3,980円/月~というのは、
前職の経験を考えると信じられない!という思いです。
※なお、今ならキャンペーン中らしく勤怠管理に関しては
30名までの企業さんなら無料とのこと。

ただし、3,980円~という理由はクラウド請求書では請求書の枚数、
経費精算に関しては利用人数の加算があるため、そこで追加の課金は
発生するためだろうと思われます。
尚、マネーフォワードクラウド会計に関しては、30人全員が利用しても、
クライアント料金の追加はないという素敵なお話。
というわけで、圧倒的なコスト面がこのシステムのメリットの一つ。

さらに、その他の特徴として代表的な内容は以下の通りです。
・銀行口座やクレジットカードの取引明細の自動取得
・自動仕訳
・レポートの自動作成

取引明細の自動取得は家計簿ソフトを利用されている方もお分かりかと
思いますが何に対してでいくら引き落としがなされたかほぼリルタイムで
わかるので、自分(自社?)の口座にいくら残っているのか?
いつ頃引き落としが発生するから、いくら入金する必要があるか?などの
情報がタイムリーに把握できるので便利です。
少ない人数で経営されている企業さんだと社長さんが経理も人事も営業もという状態で
経理専任で雇用することもなかなか難しいと思いますので、
非常に便利なのではないでしょうか?
また、この登録できる銀行やカードの提携先も続々追加されているので、
より一層便利になること間違いなし!と言っていいでしょう。

次に自動仕訳!これもクラウドで提供しているメリットを
最大限に活かして、仕訳のビッグデータを機械学習させて、
推奨の勘定科目を提案するという仕組みがあり、ユーザーに仕訳の科目を
何にするか迷わせないという仕組みを提供しています。
今時の会計ソフトは当たり前なんでしょうかね?
正直仕訳の定義設定とか面倒なのでこれはありがたいです!

もうひとつはレポートの自動作成!
決算書や確定申告の必要書類の自動作成は当然ですが、
売上やキャッシュフローレポートが自動作成されるということで、
自分(自社)の状況把握、課題の抽出ができるということで
これまた、素敵な機能を保有しております。

最後にマネーフォワードに限ったことではないですが、
クラウド環境というのはありがたいですね。
これは利用する側も見積をする側も助かります。

これまでは自社内にサーバー環境を用意する場合、
社内のネットワーク環境を把握して、サーバー管理を誰がする?
と考えて、中小企業は人がいないからちょこっとPCに詳しい人が、
日常業務以外にサーバーの面倒を見させられて、トラブル起きたら、
その人が文句言われる。その上、サーバーとか社内のネットワークを
面倒見ているからという手当が出るわけでもないからやる気も
でないという状況。

一方で、見積する側も企業の成長性を考えてサーバーやパソコンの
スペック考えて、バックアップどうしようか?DBのライセンス数は?
など考えた挙句、お客さんに「こんなスペックいらんわ!」と言われ、
再見積もり。以下繰り返し・・・。
挙句の果てにお客さんの要望通りのスペック提供したのに、
2年後ぐらいにはハードディスクの容量が足りなくなったり、
サーバーのレスポンス悪くなったりで追加の見積もりをだせば、
上司にもお客さんにも「なんで、こうなることを想定してなかったんだ!」と言われ、
心の中で
「お客さんの成長性を考えたらこれぐらい必要って言いましたよ・・・」
と会社の中心で不条理を叫ぶはめになり・・・と。

少々、感情こもった愚痴になってしまいましたが、そんなことを
考える必要がなく、純粋にソフトウェアの提案と見積だけで済む。
お客様も見積する側も本当にそのソフトウェアが役に立つのか?
という観点を中心に考えることができるので非常にありがたい
世の中になったもんだなと思います。

気になる点

ここからはマネーフォワードさんにお叱りを受ける覚悟で書きます。
それは
・費用はどうなのか?
・管理範囲の拡大

安いです!と書きつつ気になる点が費用はどうなのか?
というのは矛盾してますが、要するに3,980円/月~という
表示だけではないですよと言いたいのです。
追加費用に関しては先ほど30人までの企業さんなら3,980円/月~
ですよと書きましたが、提供するベンダーへのサポート費用は別料金です
正直、5システム全部お使いの企業になると安いサポート料
(例えばサポート費用も4,000円/月とか)では請け負うことは
難しいのではないでしょうか?
また、操作指導料金やセットアップを行う費用なども別料金です。
全部自分でやります!サポートはいりません!というおっしゃるなら、
大丈夫ですが・・・。
念のため、これはマネーフォワード製品に限った話ではありません。
多分、どこの製品も同様です。

というわけで純粋に導入するためにどれくらい必要なのか?
価格帯を理解しておくことは重要です!

それから、管理範囲の拡大ですね。
例えば、
・予算管理や業績管理を行いたい→ManageBoardという別製品です。
・固定資産を管理したい→すいません製品ラインアップに
 ありませんので別製品をご紹介いたします。
・手形管理も行いたい→上記と同じく別製品をご紹介します。

という話になります。
この辺は後日書かせてもらう奉行シリーズと少し違うところかも
しれないですね。

ですので、最初から
「自社はホテルや旅館を運営してます」とか
「建設業関連でいまだに手形のやり取りが頻発してます」とか
のお客様なら少し考えたほうがいいかもしれませんね。

マネーフォワードまとめ

個人事業主やスタートアップ企業にはにおすすめ!
ランニングコストを抑えた形で導入することができます。

とはいえ、サポート費用や操作指導の費用の確認。
自社にどの範囲の仕組みが必要かを見極めること。
この辺は重要だろうなと思います。

あ、そうそう、i-consulting officeでは、システム導入のためのご相談、
導入検討のお手伝いも行ってますので、気軽にご相談ください。
ご相談は無料で行います。

というわけで長くなりましたが本日のブログは以上です。
ありがとうございます。