【2020年3月26日】朝ドラ スカーレットの批判を見て思ふことNo.55

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こんばんは、i-consulting officeの田中です。
独立して、それなりに忙しい毎日を過ごしつつありますが、自宅での作業が多いため、
朝の時間帯は通勤時間を考慮する必要がないため少し余裕があり、
そのおかげでサラリーマン時代では絶対に見ることのなかった
NHKの朝の連続テレビ小説を見ることができています。

いよいよ、最終回まであと2日、エンディングはどうなるのか気になるところです。
先日、そんなスカーレットの批判を特集していたネットニュースを見て
感じるところがあり、思うことを書いてみたいと思います。
スカーレットをご覧になっていない方は面白くないと思うのでご容赦を。
見てる人も面白いかどうかはわかりませんが・・・😅

朝ドラ スカーレットの批判記事とは?

スカーレットというドラマの主人公は陶芸家で白血病で息子を亡くされてしまった女性を
モデルにしたドラマで、骨髄バンクの設立に尽力された方らしい。

上記の記事ではそのドラマに対して、以下のような批判
「骨髄バンク設立のために頑張る描写がない」
「白血病の息子の髪がふさふさ」「ニットキャップをかぶったり脱いだりどっち?」
「喜美子(主人公)がおっさん臭い」
「息子が食事の際に病気の影響で味がしないというのにうな重ばくばく食べる」
などなど、みんな批判が凄いなと感じます。
 確かに放送はあと2回なのに息子の病気はあまり進行しておらず、
実家で陶芸をしながら療養中の状態が延々と続いております。

武志(息子)は最後まで死なないと予想

3月26日時点までの放送を見るといきなり病状が悪化して亡くなってしまうという
のはあまりに強引すぎるので武志(息子)は亡くならずになんとなく希望を残した形で
終わるのではないかと予想しています。
見る人によっては中途半端という批判になるような終わり方です。
しかし、ここで勝手にこのスカーレットについて考察してみたいと思います。

スカーレットが批判されているところ

このドラマは3月の放送に入ってからとうとう武志(息子)の病気が判明し、
家族や友人や主人公に縁と所縁のある人々が武志を救おうと協力していく姿などが
描かれています。
しかし、批判にもあるように必死でドナーを探す姿もあまり描かれていない感じだし、
ましてや骨髄バンク設立に向けての動きもあまりありません。
どちらかというと、主人公と息子の日々の生活が淡々と描かれているような感じです。
悪く言えば大きな波乱もなく淡々と日々が過ぎていく感じ。
ここに批判をされる人もいるのかなと感じております。
さらにもうひとつの批判の矛先としては2月の後半のスピンオフの話!
喜美子も武志も出てこず、喜美子の幼馴染たちの喫茶店でのコントを1週間まるまる
みせられるという謎の週、本来なら武志の病気が判明して物語はクライマックスに向けて怒涛の展開になるのでは?というところで視聴者を裏切るような内容!というのが
批判の矛先だったりします。

コロナ、スカーレット、100日後に死ぬワニ

このたんたんと進むストーリーを見て改めて考えてみました。
もしかしたら、あのスピンオフの間に大幅に脚本を書き換えたのではないか?と。
というのも、スピンオフが放送されていた2月の後半という時期は
中国で拡大していた新型コロナウイルスが日本でも拡大しつつあり、
連日話題になっている時期。
コロナウイルスで亡くなる方が増加している中で、
最近ハッピーエンドで終わっている朝ドラでも亡くなる方を出すのは
あまりにも暗いのではないかと考えた人がいるのではないか?と想像してます。
そこで、あのスピンオフストーリーを無理やり入れて脚本の変更を行ったと・・・。
そして、淡々と日常の生活を放送し、家族、友人、恋人、周囲の人々の温かさや
優しさを放送することでコロナウイルスで世間が不安になっている中に安心感というか
ほのぼのとしたものを残そうとしているのではないかと考えています。
流行りにのっかって言えば、話題となった”100日後に死ぬワニ”も
いつ死ぬかわからない世の中だから、何気ない日常を大切にしようぜ!的な
メッセージが込められていたかと思います。
きっとこの朝ドラも同様のメッセージを残すことに切り替え、
あえて武志の死や骨髄バンク設立の苦労する場面をなくしたのでは
ないかと勝手に推測した次第です。
だから、コロナで暗くなっている世の中なので、批判ばかりは辞めよう!と
言いたいだけです。

以上で本日のブログを終わります。
このような妄想をお読みいただきありがとうございます。