【2019年11月27日】日本の偉い人は天才か?(皮肉)No.24

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おはようございます。i-consulting officeの田中です。
先日、私を可愛がってくださっている先輩から来たネタを見て、
話を膨らませてみたいと思いますのでよろしければお付き合いください。

非正規社員か?正社員か?

いつも、LINEでやり取りしている先輩から、
こんなネタが添付されてきた。

https://vipinfosoku.com/nichijou/151633/

少し前にも発表があった日本郵政の対応についてのネタでした 😆 
要するに、同一労働同一賃金という考え方をした場合、
非正規社員を正社員の給与水準にあわせるのではなく、
非正規社員の給与水準に正社員の給与を合わせるという方針。
この記事を見て、先輩は社会に絶望している模様。

まぁ、そりゃそーだ。

しかし、感じたことは日本の偉い人?今でいうところの上級国民?
の人たちはやっぱ、一般人を奴隷か何かと思ってるんでしょうね。
賃金下がる→みんな物を買わない→賃金下がる→
みんな何か買いたくても買えない。というスパイラルだということに
だれもがわかっているのにとりあえず、
国は取れるところから取って(税金)、
会社は下げやすいところから下げる(給与)という仕組み。
どうすりゃいいの?っていう。

働き方改革も利用される

これは働き方改革にも言えることで、
そもそも、時間内に仕事済ませて、過労死とかないように
生産性を高めていきましょーみたいな話だったかと思います。

しかし、実際のところ

残業はダメだけど売上目標は前年対比110%ね!
早く帰っていいよ。
えっ?終わってない?
終わってないなら持って帰れば?
「売上UPで残業代削減!やったぜ❗😁」(心の声)

上記のような考えの会社も少なくはないんじゃないかと思います。
そして、この状態でもし、自宅で心筋梗塞とかになったら、
会社は
「残業させてない」
「弊社は定時で帰宅させている」
「自宅で仕事しないといけないのは生産性が~」

とかいう話になるんでしょうね。
そしてとどめは・・・。

終身雇用の崩壊か?

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/051400346/

有名なトヨタの社長の終身雇用に対する発言。
ここまでやると、ほんとに正規と非正規で違いはあるのか?と
こんなことを言うと、海外では~とかの話になることも多いですが、
海外はその分、雇用の流動性や賃金の高さとかで補っているのでは?

こういう記事たちを見ると私はいつも
エヴァンゲリオンの綾波レイの言葉を思い出します。

「私がタヒんでも変わりはいるから・・・」

思えば、前職では時々こんなことおもってたなぁ😌
そして、そんなことを思いながらも一方でブラックなこの世の中を
碇シンジ風に
「逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!」

と思い、生きていかなきゃならないという。なんて世界だ!日本●ね。

最後に

今日は
・同一労働同一賃金
・働き方改革
・終身雇用の崩壊
これらをうまく活用?(悪用)して儲かっている人たちがいると思うと
日本の将来に希望を持つことってできるんだろうか?
でも、ホワイトな企業はめったに掲示板には登場しない、
もしくはする必要もないので、こんな企業はごく一部と思いたいですね。

また、自分のクライアントさんは上記のようなことを考えなくて
済むようにしっかり儲けてもらって従業員の方にしっかり給料を
払ってもらうことのできるコンサルティングをしよう!という決意に
変えて本日のブログを終了します。ありがとうございます。

追記
そういえば思い出した。
水滸伝(北方謙三版)を読んでて、宋の裏組織の人が言ってた。
「人民は灰にしておかなくてはならない」みたいなこと、
まさに今の日本のブラック企業がそういう感じなんだろな。