【2019年10月30日】RPA導入で経営者の方は考えたほうがいいこと。

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おはようございます。i-consulting officeの田中です。
私がいうのもなんですが、最近はやたらにRPAで定型業務の
自動化を実現( ー`дー´)キリッ~などのメールが
毎日届き、そのメールの中身も上記のRPAやAIという言葉が
使われない日はないぐらいです。
さらに人手不足や働き方改革の波にのって、その傾向はさらに
強くなっているように感じます。

そうした流れの中でいろんな経営者の方がうちは導入したら、
どれくらい業務効率化が実現できるんだろうか?と
考えていらっしゃることでしょう。

でもちょっと待ってください!

安易な導入は気を付けて下さい。

「RPA導入は人員削減のためではない」( ー`дー´)キリッ

と経営サイドとしてはお話されることが多いと思いますが、
ベンダーやコンサルタントが提供する通りのRPAによる効率化が
実現できた場合は実際に対象業務で働いていた方の処遇を
どうするかを考えて導入を決めていらっしゃるのでしょうか?

残業が減って対象部門のみんなが定時に帰れるようになる
やったね!

というレベルならいいですが、リアルに10人の部署が
5人になりますよとなった場合は先ほどの

「RPA導入は人員削減のためではない」

という言葉は約束できるのか?むしろ約束していいのか?と。
RPAやAIは導入してからも対象範囲のさらなる改善、拡大が可能です。
業務効率化のさらなる向上を行うことも可能です。

となるとますます、人員削減のためではないという言葉が
守れるとは思えません。

先日、私が読んだ面白いブログには以下のような話がありました。
なんか”わかる”という部分もあったのでよければ
ぜひ読んでみてください。

フミコフミオさんのブログ

こちらはRPAを推進する立場として、身分や立場は保証すると
社長が言っているのに・・・という話がありました。
こちらのブログを読んで思ったのですが、実際のところRPA導入の効果が
実現した場合して本当にそんなに人数がいらないとなった場合は
どうなるんでしょうか?
経営者、社内SEの方の立場もわかるのですが、管理部門の方の不安も
わからなくはない気がする・・・。

古い記事ですが、実際にRPAの導入に成功した?
と思われる損保ジャパンの記事です。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019062401063&g=eco

文章の最初に
”損害保険ジャパン日本興亜が2020年度末までに、従業員数を17年度比で4000人程度減らす方針であることが24日、分かった。全体の約15%に相当する。ITを活用し、業務の効率化を進める。
余った従業員は介護などを手掛けるグループ企業に配置転換し、
新卒採用も抑える。希望退職者の募集は予定していない。 ”

というような記事があります。
RPA導入 やるぞ!やるぞ!やるぞー!
→うまくいきました。
→人員削減はしないと言ったお(‘ω’)
→じゃ、配置転換かな
→でも、給料出せないしな((+_+))→
→じゃ、給料が高くない介護職は?!(^^)!
という流れで人員削減はしないという公約を守り切るという荒業。
というわけで会社は辞めないでいいけど、
全然想定外のジャンルの仕事に回される・・・これはつらい!
問題なのは、
人員削減のためではないという言葉だけが先行して、
具体的にどうするのかという説明が足りてないのではないかと。

個人的な意見ですが考えておいたほうがいいんじゃない?と思うこと。
・経営者も従業員もRPA導入成功後の世界の想像
・従業員の処遇がそのままというのはあり得るのか?
・従業員の方もRPAで仕事が楽になったら何やるの?という想像
・立場も給料もそのまま、あり得るのか?

経営者の方も従業員の方もこれぐらいの想定は
しておいたほうがいいと思います。

AIやRPA導入は成功したらなかなかのインパクトがある!
業務的にも人的にも!でも
・効率化を大事にしたら、人が置き去りにされる可能性がある。
・人を大事にしたら競争力が強くならない可能性がある。
人を置き去りにしたら今後従業員がついてきてくれない・・・。
人を大事にしたら競争に勝てない・・・。
どっちも下手すると企業が傾く問題だと思います。
この辺のこときちんと考えた上でRPAやAIの導入を考えましょう!
というものすごい個人的な意見のお話で本日のブログは以上です。

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